コロナ禍で高齢者の認知症リスクが高まる??
新型コロナウィルスの感染予防として、自宅で過ごす時間が増え、外出を控え、体を動かす時間も減っている人も多いのではないでしょうか。
特に高齢者の方は、罹患すると重症化しやすいという恐れがあることから、「自分が感染するかもしれない・・・」という不安や、「罹患したらどうなるのか・・・」という不安を抱き、閉じこもりがちになっているようです。
ところが、一人暮らしの高齢者を中心に、認知症のリスクが上昇しているようです。
適切な感染症予防は大切です。しかし、高齢者の方が、極端に外出を避けることは、運動不足や人とのコミュニケーションをとる機会を極端に減らすことにもつながり、認知症予防という観点からみると、高齢者の認知症リスクは高まります。
判断能力が著しく低下したいわゆる、認知症と思われる状態となると、不動産売却や口座凍結などといった、財産が凍結状態になる可能性があります。
当事務所では、最近、認知症の対策として将来のことを考えておられる方からのお問い合わせ以外にも、高齢の親を持つ子供世代の方からのお問い合わせ・オンラインセミナーへの参加・オンラインでの相談が増えてきました。
実際に、電話やWEB(zoom)を使用しながらのお打ち合わせを重ねて、事務所にお越いただく回数を最小限にし(当事務所の新型コロナウィルスの感染予防対策)、家族信託が開始するまでのお手伝いをさせていただいたご家族もおられます。
「うちも相続・認知症対策が必要なのかな?」
そう思った時が、検討を始めるタイミングです。
超高齢社会の日本では、認知症は他人事ではなく、誰しも起こりうることです。実際に困ってからでは、対策も限られてきますので、お元気なうちに、まずはご相談を。
投稿者プロフィール
- 相続問題を迅速・丁寧に解決する小山好文弁護士。お客様の悩みを法律の知識で明確に解消し、安心を提供します。
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